フューチャー・ラボの塾長日記

学び続ける


約2か月ぶりのブログ更新です。

今日(2月28日)の日本経済新聞朝刊に池上彰さんの「ウクライナ情勢をどう読むか 背景や歴史で理解深める」というコラムが載っていました。全文は抜き出しませんが、コラムの初めと終わりの部分を引用します。

「ウクライナとロシアをめぐる動向に世界が注目しています。いつも新聞の国際面に目を通す習慣をつけていれば、慌てることはないのですが、こんなときだからこそ、出来事の背景を知っておくことが必要です。

情勢緊迫のニュースを知ってから、慌てて情報を得ようとしても、新聞もテレビも「いまどうなっているか」は教えてくれますが、その背景や歴史などは、なかなか得ることができません。

(中略)

日々動くウクライナ情勢ですが、ただニュースを見ているだけでなく、能動的に知ろうとすることで、あなたの知識と視野は広がります。

そして、平和を確保するにはどうしたらいいか、日本はどうすればいいのかを考えることができますように。」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD223D40S2A220C2000000/?unlock=1

(無料ですが、会員登録する必要があります)

ウクライナ情勢とは別の内容になりますが、私は今、LIFE SHIFT(ライフシフト)とLIFE SHIFT 2(ライフシフト2)を買って読んでいる途中です。

今日の池上さんのコラムと今読んでいる本から、これからの時代は特に「学び続ける」必要があると改めて感じました。

フューチャー・ラボでは、今年からatama+を導入しました。ICT(情報通信技術)は猛烈なスピードで進化していいます。5年前では考えられなかった学習ツールがどんどん開発されています。私も学びを続けなければ、生徒たちにより良い学びを提供できなくなります。

生徒たちから見れば親の世代にあたる年齢の人たちは、紙の参考書や問題集で学びましたし、授業は集団で一斉授業でした。今は紙、映像、アプリ、AIシステムと多様なツールで学べ、一人ひとりにあったカリキュラムや問題を提示できます。学びが劇的に変化している渦中に今の生徒たちはいます。この変化の大きさとスピードは今後、ますます増加していくでしょう。今の生徒たちは、学生時代に学んだことだけでは長い人生を生きていくことが難しくなるでしょう。人生のどこかで学び直しが必要になります。また、人生のどこかで大きな決断をしなければいけない時期が何回か訪れるでしょう。入試が終われば学びは終わりという時代ではなくなりました。大人も同じですが、生徒たちにはぜひ、学び続けて欲しいです。
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